1948年、佐賀県嬉野市生まれ。
大正3年に創業した川原茶業の4代目。豊かな自然環境に囲まれて育ち「茶畑は私のゆりかごみたいなものだった」と話します。
そのような環境で育った川原氏は、幼少期よりお茶作りの技術とノウハウを身体に染み込ませ、自らの五感を頼りに唯一無二のお茶づくりを長年に渡り続けてきました。
同氏がつくるお茶が「知る人ぞ知る銘茶」として評判になり、今では日本国内のみならず、海外からも高い評価を受け、約10000人以上の愛飲者から支持されています。また、大手企業からの協業依頼が多数あるものの「自身の目に見える範囲でしかお茶づくりはできない」との姿勢を貫き、培ってきた経験と技術をもって最高の逸品を提供しています。
今から遡ること30年以上前、好奇心旺盛で新たなチャレンジにも積極的な川原氏は、世界三大飲料である「コーヒー・紅茶・マテ茶」よりもおいしく、健康に良いものがつくれないかと考えます。そこで、世界中で飲まれている様々なお茶を徹底的に分析・調査し、目を付けたのが、自然の野草をブレンドしてつくる健康茶でした。
当時、世の中に流通していたほとんどの健康茶は、身体には良いけれども味が苦いものが大半で、我慢して飲むというのが一般的でした。しかし「味に不快感を覚えた時点で、すでに健康ではない」と川原氏は考え、緑茶づくりで培った五感を頼りに、日本に留まらず、世界中を飛び回り、味と健康効果が高いレベルで共存できる野草や穀物を自らの目で厳選。来る日も来る日も火入れとブレンドを繰り返し、長い年月を掛けて健康茶のベースを作り上げました。これが「Nourish Tea」のはじまりです。